読書
人生25年間余り読書することがなかったのに、最近読書するようになった。
といっても、通勤電車の中で少しずつではあるのだが。
片道15分余り、帰りは酒を飲むことが多いので、行きだけ読む日が多い。
そんなほとんど読書習慣のない俺が、どういうわけか、古典を読みはじめた。
といっても、ばっちり現代語訳と解説が付いている。
ちょっと他の神さまとか仏とか勉強したので、今度は古事記かな、という安易な動機。
片道で読めるのはせいぜい原文(といっても、書き下ろし文)2ページ分くらい。
これは時間がかかる。まあ、毎日少しずつがモットー。
というわけで、ここまで読んだほんの数ページを忘れないようにまとめておく。
さいしょ
天地開闢からいろいろあったわけなのだけど、(いきなり神さまとか天皇の名前が大量に出てきてよくわからない)
伝承が入り乱れて嘘の記述も見られるので、ちゃんと編纂しましょうということで、
天武天皇のころに、天皇が言われたことをあれさんが覚えてて、安麻呂さんがそれを書き留めた。たぶん。
天地の初め
色々な神さまが出現したけど、姿を表さない。ついに姿を表すのが、伊邪那岐神(命?)と伊邪那美神(命?)。途中から命(みこと)になるのですが、神とはどうちがうのでしょう?
元は神だったけど、他の神々に言われ姿を表したときに命になったということでしょうか?まあ、こういうのは気にしないことにしよう。
と言うわけで、ほんの最初だけ。このあといきなりちょっとエロい。
そしていきなり神さまの数が膨大になるのでもうよくわからない。
もう少し読んでからまたまとめることにしよう。
電気自動車は環境に優しいのか?
最近テレビで電気自動車やハイブリッドカーが環境に優しいと盛んに言われています。
僕も自動車で燃料を燃やすよりも、大きいところで燃やした方がエネルギー変換効率がいいのかなぁなんて思っていたんですが、
テレビか何かで、ドイツでは原子力発電を使わないから、電気自動車を使った方がCO2をたくさん排出するという情報を聞いて、「あ、騙されていたんだな」と思いました。
ってわけで、少し調べてみました。
で、調べてみたところ、火力発電でもLNG火力で発電すれば、CO2の量を2割ほど減らせるようですが、
化石燃料や石炭を使用した発電ではむしろCO2が多くなってしまうようですね。
(1kwhのCO2の排出量はLNGと比べて、石油で1.7倍、石炭なら2倍も出るようです:参考資料4)
参考資料3によれば、
”発電電力量(一般電気事業用)で見た場合、2003年度の電源構成は、原子力26%、LNG火力28%、石炭火力24%、石油等火力12%、水力10%となっています。”
というように、未だに最もCO2を排出する石炭火力が24%、石油を使ったものも12%、
少ないとはいえ結構なCO2をだすLNGも28%。
火力発電と水力発電だけで電気自動車の電気を賄おうとしたら、
ガソリン自動車とたいして変わらないか、むしろCO2増やしちゃうんじゃないの?
という結論。(ちゃんと計算してないけど)
今の日本では、原子力発電を使ってやっとCO2の排出量がトントンくらいなんじゃないの?
と思うんですけど、どうですか?
原子力はご存じのとおり使用後の核燃料の処理方法も見つからない未熟な技術。
マスコミも行政もまるで電気自動車を使えばCO2の排出量を激減させられます見たいに言うけど、
そんなことはないでしょうね。
なんか、参考資料[1]は火力発電で最もCO2の排出量の少ないLNG火力を使用した場合の数字しか書いてないし、
電気自動車がそんなにCO2を減らせないことなんて専門家ならみんな分かってるはずなのに、
悪いところは隠して良いところだけを過大に宣伝して。。。
こういうのは本当に許せない!!
というわけで、やる気になったらもっとちゃんと調べて、
どの程度CO2の削減が期待できるか計算してみます。
っていうか、多分すでにそういう計算をしているサイトがあると思うので、探してみます。
(そっちのほうが楽で早い!)
正しい情報を出せば、電気自動車を買おう!じゃなくて、
公共交通機関を使おう!とか、
もっと車に乗らないようにしよう!ってなるんじゃないかな。
結局はエコロジーよりエコノミーなんですよね。
それならそれでいいんですけど、金もうけのために消費者をだまして、
グリーンですよ〜なんていいながら、一方で舌を出して金もうけしてるんですよ。
騙されないように気をつけます。
参考資料
[1]http://criepi.denken.or.jp/jp/pub/news/pdf/den433.pdf
[2]http://eco.goo.ne.jp/word/energy/S00087_qa.html
[3]http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2005/html/17021410.html
[4]http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/vision/siryo/vision06/siryo2.pdf